「甘えが生じる環境では、勝てない」
「地道を超える魔法などない」
「魔法の一手はないんだと思って、みんなが面倒だと思う作業を1個1個丁寧にやっていく。それがヒットにつながるとイメージできれば、楽しみながらできる」
「作家であろうと、それ以外の人であろうと、人間同士としてつき合うという意味では同じです。心がけているのは、良いことがあったらすぐ連絡、悪いことがあったらすぐ連絡、というように情報を隠さないことです」
「ビジネスでは、情報をコントロールしようとする人が多いですよね。クライアントに情報をすべて伝えないで判断させるとか。情報をコントロールすることによって、商談を自分の望んでいる結論に持っていこうとするわけです。僕は、情報のコントロールに労力を使うよりも、全部話したうえで相手と同じ結論になったほうが良いと考えています。そもそも、相手とコミュニケーションがよくとれていたら、お互いにとって良い判断をするはずだから、自ずと同じ結論になるはずでしょう」
「僕が独立してやりたいのは、天才たちとともに、『時代と国境を超えるような作品』をこの世に送り出すこと。だからダイエットや英語などその時々のブーム本といったものは、僕らの会社が目指すものから最も離れたところにあるんです。僕らは、10年後にも20年後にも、テーマになりうるものだけを追っていきます」