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2014年10月28日

永守重信格言

永守重信(日本電産創業者)語録7件


「一番以外はビリと同じと考える私は、企業経営でもこの姿勢を貫き通しています。製品については世界一の品質と精度を堅持し、市場のシェアでも決して二位、三位に甘んじてはならないと自分に言い聞かせています。また、営業力やマーケティング力においても同業他社に絶対に後れをとってはならないと考えています。もちろん、人材についても一流、一番を目指しています。このために、私は『あらゆる努力』と『とことん謙虚』という心情を持ちたいと思っています。こうした信念がなければ、経営者になるべきではないとも思っています」


「会社の経営を究極まで突き詰めていくと、実に単純明快な答えが導き出されます。それは、原理原則にしたがって、当たり前のことを当たり前にやっていくということで、これ以上でもなければ、これ以下でもありません。『継続は力なり』という言葉がありますが、一切の妥協や譲歩を許さず、誰にでも分かっている当たり前のことを、淡々と持続させていくこと以外に成功する極意も秘訣も存在しません。メーカーにとって当たり前のことは、世の中で求められている品質のものをどこよりも安いコストでつくることです」


「技術よりもマーケティング優先の経営を進めてきましたが、だからといって決して技術を軽視しているわけではありません。基礎的な研究、基礎技術の蓄積にはたゆまぬ努力を払っていますが、それとモノづくりは切り離して考えるべきなのです。モノづくり優先の考え方だけで経営を進めていくと、一歩間違えれば在庫の山を抱えてしまうことになりかねません。銀行はベンチャー企業の技術力に対して融資してくれるわけではなく、製品が売れ、利益があがって返済できるという見込みに対してカネを貸してくれるのです」


「日本の企業は、自社の得意分野を持ちながらも、それらと掛け離れた分野にまで手を広げて巨大化してきました。しかし、日本電産はモーターを中心とする『回るもの、動くもの』にこだわり、専門分野をさらに深く堀り進めることによって新たな鉱脈を探り出し、業容を拡大していきたいと考えています。日本一から世界一を目指し、これをゆるぎないものにするためには、一意専心の精神が大切だと思っています。米国にはインテル社、マイクロソフト社など、一つの分野に特化して巨大企業に成長している例がありますが、わが社もこの方向を目指したいと思っています」


「新製品の開発というのは、試作と実験の繰り返しです。すなわち、挑戦しては失敗し、何度も苦汁をなめながらも、奮起して再挑戦し、テーマを克服してようやく感動が味わえるという地道な世界で、妙案も近道もありません。まさしくやる気と根気が問われます。学生時代の成績がよかったとか、立派な研究施設が整っているかとかとは次元の違う問題です。結論を言えば、ハングリー精神を失った技術者に、新製品の開発はできない、任せられないというのが、私の率直な思いです」


「会社経営の要諦はどこにあるのかといえば、一人の社員の百歩に頼るのではなく、百人の社員に一歩ずつ歩んでもらうという地道な前進をいかに継続させていくかにあると思っています。このポイントを読み誤っている経営者は少なくありません。優秀な成績をあげる社員、ずば抜けた能力を持った社員を大事にするあまり、一人の百歩よりも百人の一歩のほうがはるかに会社を強くすることを忘れてしまっているのです。だから会社はいつまでもその一人の社員に頼り、強くなることができないのです」


「わが社が受注している製品、特に試作段階の開発製品は、お客様にすれば一日でも早くほしいものです。それに応えられなければ、他社に仕事が回ります。大手メーカーにとっては、それがうまくいかなくても致命傷にはならないという余裕がありますが、日本電産にはそれが致命傷になるのだと社員を叱咤激励して、今日までやってきました。勝負は一にも二にもスピードが大切で、どんなに困難な仕事であっても、断らずにやり遂げる執念と集中力を持つことが技術者の誇りだと私は思っています」


posted by 名言語録 at 12:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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