「吉田松陰のような人、私は大好きです。高須久子になりたい」
注釈:高須久子(松陰が唯一、恋心を持ったとされる女性)
「恋愛、友情、ほめ言葉など、色々な刺激で脳は気持ちよくなるようにできている」
「女性は男性より、心を平穏にするセロトニンの量が少なく、損害回避傾向が高めです」
「損害回避傾向がよい方向に働くと、『後で困らないように前もって片づけよう』という計画性につながりますが、悪い方向に働くと、『もし失敗したらどうしよう』といった不安から逃れるために別のことを始めたりします」
「男性の脳と女性の脳は構造的に違います。たとえば言語のコミュニケーションに関係する上側頭回は、女性のほうが大きいという傾向があります。上側頭回が発達していると、人とコミュニケーションを取ることで満足を得られます。つまり女性は、意味のないことでもおしゃべりしていることが癒やしになるのです。一方、男性は感情を引きずりやすく、むしろ孤独になることで癒やしを得ます」
「年齢を重ねても、記憶力そのものが落ちるわけではありません。記憶の容量を箱になぞらえると、何歳になっても箱の大きさは変わりません。ただ、加齢とともに入り口のところが狭くなり、情報が記憶の箱に入りづらくなります。つまり年を取ると記憶を引き出せなくなるというより、最初から覚えないようになるのです」
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